AFによるSQL信号取出し回路図


AFによるSQL信号取出し回路です。RigのAF信号をトランスでステップアップ、倍電圧整流、この電圧によりトランジスタをスイッチングします。
ハンディ機IC-T81SSで試験、Vox遅延分だけInterNet側への送信が長くなりますが問題は無いと思います。入力音量は100mW程度で動作します。(IC-T81SSで音量1/3程度の位置で良好に動作)
ヘッドホン出力しかなく充分な音量が取出せないRigもあるようです。この場合は前段にLM-380等を使用したAF-AMPを追加しないとNGです。(LM-380AMP:キットで500〜700円で売られています)

WIRES単独運用の場合スイッチングTRは1個で結構です。スケルチ開放時のSQL信号はHRI-100の設定でOVでも5Vでも対応可能です。

TRのコレクタに入っている5KΩの抵抗は手持ち部品の関係でこの値にしました。抵抗の範囲は安全の為、1KΩ以上を使用します。(かなり高抵抗でも問題ないと考えます) ベースに入っている50kΩのVRは50〜100KΩ程度で良いと思います。実験では100mW程度の入力、遅延時間1秒の時VRの抵抗値は約20KΩの位置となりました。

尚、この回路使用時はVoxによる相手局PTTのバタつき防止の為、HRI-100のTXDERAYを標準の500msよりやや長めに設定したほうが良いと考えます。

注)上記回路でPC/Rig等に損傷等を与えたとしても責任は負えません。自己責任でお願い致します。