PTT-Timer回路


PTTタイマ回路です。古いRigでTOT機能が無い場合に作成利用下さい。RigにTOT機能がある場合でも二重チエックができますのでより安全かと思います。
EchoLinkの場合、KeyDown TimeでRig連続送信を防止されてると思いますが、PCのフリーズ等でRTSがONのまま停止した場合、危険ですので外部のタイマでRig送信を止めて下さい。連続送信でRigが壊れるのはまだしも発火等の事故が発生すると悲惨です。尚、eQSOはソフトのタイマも有りませんので非常に危険です。 24時間運用ノード局の場合、Rig又は外付けのPTTタイマは必須です。費用は1k程度で作成可能です。当局はRigにTOT機能の無いDR-M40等使用時は自作のPTT-Timerにて運用しております。

回路はコンデンサC1の充電電圧が一定以上(約電源電圧の1/2以上)になるとPTTをOFFにするものです。TOT時間はR1とC1の値により決定されます。ちなみに上記の値(R1:10MΩ C1:47μF)で供給電圧5V時は6分10秒、供給電圧12V時は5分の実測値でしたが抵抗値、コンデンサ容量の誤差により若干時間変動します。C1の値を33μFにすると3分30秒(12V)〜4分20秒(5V)位になります。使用するリレーの電圧により供給電圧を変えてください。(5V又は12Vタイプのリレーが多く市販されてます)
ICは東芝TC4049BP C-MOS型インバータを使用してますが、他社のC-MOS型インバータ4049シリーズでも使用できます。C-MOS型は静電気に弱いので16PのICソケットを使用して下さい。(半田鏝のリークによっても壊れる場合があります)

自作が苦手、面倒な方はアドニスの 無変調防止アダプタ OT-3(定価\4,800-)が使用出来ると思います。

注)上記回路でPC/Rig等に損傷等を与えたとしても責任は負えません。自己責任でお願い致します。