EchoLinkProxy

EchoLink Version1.9よりEchoLinkProxyサーバ経由での交信が可能となりました。PC->InterNetのポート制限がかかっていなけれEchoLinkProxyサーバ経由でのEchoLink運用ができます。Port 443 のEchoLinkProxyサーバもありますので空港、ホテル等の無線LANでインターネットが利用できる環境であれば利用可能と考えます。



[設定方法]
EchoLink画面で Tool ->Setup でProxyの画面(右図)を開きます。SingleUserの場合はChoose Public Proxyにチエックを入れRefresh Listをクリック、Listが更新された後 ▼ を押し利用したいProxyを選択してOKをクリックします。

Link局での利用、又はPrivateProxyを利用する場合はUse SpecificProxy にチエックを入れ、Host:に利用するEchoLinkProxyサーバのIPアドレスを入れます。
(Public ProxyのIPアドレス、Portは こちら のListで確認しますがBusyのサーバは現在利用不可です。)
Port:通常は 8100 (Listで確認したPort)
Password:通常は PUBLIC を入れます。

OKでクリックで暫く後にコールサインリストが表示されれば利用できます。何かエラーメッセージが出る場合はProxyサーバBusyの可能性がありますので他のProxyサーバに変更してみて下さい。

注意として多くの方が使用できるようにEchoLinkProxyサーバの長時間連続使用は避けたほうが良いです。あまりひどい使い方をしているとアクセス拒否されるかもしれませんので注意してください。


<ご参考>
自宅内等の同一ネットワーク内に立てたEchoLinkProxyを使用する場合は、Host:の欄にはプライベートIPアドレスを入力します。プライベートに立てたEchoLinkProxyを外部より使用する場合はダイナミックDNSサービスを利用して、Host:の欄にドメイン名を入力して利用されると便利です。(グローバルIPアドレスが判らなくても利用可能)
ダイナミックDNSサービスの利用方法は こちら に記載していますので参考にしてください。

[EchoLinkProxy Serverについて]
グローバルIP及びPCに余裕のある方は立上げて他局にサービスされては如何でしょうか。原則、EchoLinkノードが稼動しているPCではEchoLinkソフトを停止しないとEchoLinkProxy Serverは稼動不可です。別のPCで稼動させる場合でもグローバルIP1個が別に必要です。 (複数のLANボード、又は同一LANボード上で別々のグローバルIPアドレスが使用できる場合はPC1台でもノードとProxy同時稼動が可能です。)
.....という事で当局の自宅はグローバルIP2個ありますで、同一PC上でEchoLink-R/-Lの同時2ノード稼動、もしくはEchiLinkノード1局とプライベートEchoLinkProxyサーバを同時稼動させてSmartPhone又はSingleUserモードでPCより直接OnAirする場合に利用しています。

○セットアップ方法
ルータ、ファイアウオールはEchoLinkの場合と同様にUDP5198. 5199、TCP5200を穴空けします。それにプラスしてProxyの使用Port(通常:8100)を穴空けします。動作にはjaveランタイムが必要ですので ここ よりダウンロード/インストール。 EchoLinkのホームページよりEchoLink Proxy Software(ZIPファイル)をダウンロードし解凍します。解凍すると EchoLinkProxy.jar、ELProxy.conf というファイルが出来ますので2個とも同一フォルダ内にコピー。 設定ファイルELProxy.confをメモ帳等で編集します。
編集箇所は
 Password=PUBLIC <--通常PUBLIC 非公開時(プライベート使用)は任意
 Port=8100  <--使用ポート番号設定 通常8100 公開で8100以外使用時はCommentに記入
 ConnectionTimeout=0 <--使用制限時間(分)設定  0で無制限 
 BindAddress=0.0.0.0 <--通常この設定 IPアドレスが2個以上の場合どのIPを使用するか設定
 RegistrationName=JG3EBB <--公開するコールサイン設定、非公開は設定不要
 RegistrationComment=OSAKA JAPAN <--公開するコメントを設定、非公開は設定不要 
 CallsignsDenied= <--使用拒否するコールサインを設定 通常未設定
 CallsignsAllowed= <--使用許可するコールサイン設定 未設定で全局許可

○起動用バッチファイル作成
起動が簡単に出来るようにバッチファイルをメモ帳等で作成します。
--------------作成例---------------
echo off
echo EchoLinkProxyを起動します。
Pause
java -jar EchoLinkProxy.jar
-----------------------------------
上記をEchoProxy.bat等、拡張子をbatで先ほどEchoLinkProxyサーバソフトをいれたフォルダに保存します。(必ず同一フォルダの事) このbatファイルのショートカットをデスクトップ上に作成すれば簡単に起動できます。動作確認は他局に依頼して下さい。

[ DDNS利用方法]